沢登り特選ガイドシリーズ 2
首都圏からもアクセスがよい谷川連峰と登山者・釣り師憧憬の奥利根の沢の特選ガイド。奥利根エリアは利根川(本谷、水長沢、越後沢右俣・中俣、小穂口沢)、宝川ナルミズ沢など7本、谷川連峰エリアは湯檜曽川(本谷、大倉沢)、谷川ヒツゴー沢、赤谷川(本谷、笹穴沢、渋沢)、小出俣川など12本の沢を詳細に案内。
1961年生れ。高校山岳部時代には丹沢に通い、登山靴のまま、水に濡れないで登る旧式の沢登りを繰り返す。大学進学後はスキーのアルペン競技に熱中。30歳を過ぎた頃、豊野則夫、竹内秀樹の両氏に新潟・川内山塊の中杉川へ誘われ、そこで味わった水泳登山で目から鱗が剥がれ落ちた。年齢的にやや後発ではあったが、興味あることにはとことんのめり込む性格で、また当時は仕事が冬は忙しいが夏は暇という絶好の条件だったので、その後数年間は春から秋のあいだ、人がうらやむほどの「沢登り漬け」の生活を続け、技術と経験を積んだ。最近では、人並みに年間通して仕事に追われるようになってしまったが、隙を見ては相変わらず沢へ出かけている。東京都品川区在住。共著に『上信越の谷105ルート』(豊野則夫編 山と溪谷社)、『朝日・飯豊連峰の沢』(豊野則夫編 白山書房)
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