熱望された『日本の岩場 下巻』(北アルプス編)の改訂版。2020年の地震の影響も調査して前版に再調査を加え、100ページ近くを刷新。新エリアに槍ヶ岳(西稜)を加えた他、ルートグレード(困難度)も若干の見直しを行なった。アルパインクライマー必携の一冊。
[収録エリア]
穂高岳(明神岳5峰・下又白谷・屏風岩・前穂東面・滝谷)、槍ヶ岳(西稜)、錫杖岳、笠ヶ岳、唐沢岳幕岩、黒部丸山、奥鐘山西壁、剱岳(源次郎尾根・八ツ峰・チンネ・池ノ谷)
1960年神奈川県生れ。10代よりベルニナ山岳会、JCC会員としてアルパインクライミングで活躍。日本へのフリークライミング導入以後はヨセミテを自らのクライミングのベースとして足繁く通う他、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地で活動多数。谷川岳一ノ倉沢大氷柱初登、アストロマン、フリーライダー、ノーズ・ワンデイ、トランゴタワー登頂、国内では瑞牆山アレアレア(10p、5.12a)、イクストランへの旅(9p、5.13a)開拓など。元クライミング・ジャーナル編集長、元オペル冒険大賞事務局長、(社)日本山岳ガイド協会登攀ガイドを経て、現在同協会フリークライミング・インストラクター。主な著書に『関東周辺の岩場』(白山書房刊)、『最新クライミング技術』『クライマーズ・ボディ』(東京新聞出版局刊)、『日本マルチピッチ・フリークライミングルート図集』(山と溪谷社刊)など。
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